察訪公宗宅は、青松沈氏の岳隱公の九代孫である沈鐺(察訪公)の宗宅です。1920年頃に建てられ、郷土文化遺産第13号に指定されています。
薪オンドル部屋と広い庭、菜園が調和されており、壁には伝統の韓紙が貼られており、韓国式で作られた布団も用意されています。また、鳥のさえずりや風の音しか聞こえない村の中で一番静かなところに位置しています。
家の構造はコの字型で、大門が北側向きなのが独特だと言われていますが、最初からコの字型の構造ではなく、建築当時は田の字型でしたが、踏み臼屋があったわら屋の建物が老朽のため撤去され、現在のコの字型となりました。
都心では感じることのできなかった温かく和やかな雰囲気の中で、韓屋の趣や田舎の趣を求めている人たちに穏やかな休息を提供します。故宅の中に先祖の神位が祀られている祠堂があります。